極端から極端へ

 この2~3か月の間、ニュースの中心になっていたのは、トカラ列島の悪石島を中心とする地震のことを連日報じていたかと思うと、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生し、噴煙がおよそ19,000mまで上がりました・・・とニュースが入った。そして休む間もなくその次に カムチャッカ半島では、クリュチェフスカヤ火山が爆発し噴煙が海抜8000mを超え、クラシェニンニコフ火山も600年振りに噴火・・・などのことも報じられた。なんだか今どき各地で開催されている花火大会のごとく、それぞれの火山の爆発噴煙の高さ比べをしている様で・・・。そして国内では高温のことがあった。もう夏の季節40℃越えになることも珍しいことでもなくなった。自分たちの体温よりも高い環境でいることも不思議ではなくなった。思えば自分たちが小学生のころ、30℃を超えるだけで滅入ってしまいそうだったが・・・、国連のグテーレス事務総長の「地球温暖化」の時代から「地球沸騰化」へと変わったという話もうなずくことが出来る。とにかく猛烈な暑さが連日のことであった。その時のニュースアナウンサーから出てくる天気予報の表現として、

「経験したことのないような暑さになるおそれ」だとか「今までに経験したことのない危険な暑さになります。」「健康にかかる重大な被害が生じる恐れがあります。」「命を守るような行動をとって下さい。」「冷房をつけてお過ごしください。」

などと毎日言ってくれた。もう今までの経験則の中では生活ができないというふうに耳元には伝わってくる。そして今度は、「身の安全を守るために高い所に移動しなさい、今までに経験したことのないような雨が降るので、命を守る行動をとって下さい。」

と、今度は線状降水帯などの大雨による注意を促してきた。逃げなさいと言う。どうなってしまったのか、この地球。

 猛暑によって病院へ緊急搬送されるニュースも珍しくなくなった。大雨による災害や事故の話などいつものような出来事に映る。本当は異常なことだろうが、もうみんな慣れっこになったのかこのようなニュースは四六時中の出来事になった。どうもおかしい。西に砲弾が飛び交い人命が失われると思いきや、銃声の聞こえない地域では自然災害で人命が失われている。穏やかに日常を過ごすことが難しい。